2022年8月16日の投稿[1件]
こんばんは。メロン管理者の稲葉です。週末は夏季休暇で入居者の方々は実家などへ帰省をしました。
当初、ピースは家族とグループホームに一本線を引いて、基本的にはグループホームで過ごすことを前提とした事業運営を目指していました。(スタート前です。)
これは単に僕が以前の職場でそうであったからです。
ただ、実際はそう思うようにもいかず、いろんな課題も山積する状況となり、家族の力も借りながらの運営に徐々になっていきました。
今は、それでいいと思います。結局、入居者の生活が充実できるのであれば、フォーマルかインフォーマルか、事業所か家庭か、、、はあまり線引きをしないことがいいのかもしれません。
さて、防災訓練です。
今回は平日の夕方に行いました。実際に火災報知器を鳴らして、施設外に避難をする訓練です。
平時の職員の数ですと、全員の誘導を行うことは難しく、入居者同士で協力をし合いながら避難を行いました。
外へ避難をして、点呼をします。ショートステイは利用者6名、全員避難。グループホームは入居者10名ですが、数えると・・・
9名
一人、避難できずに居室にいました。
避難の際の点呼はとても大切です。
後日、そんな話を僕の友達の消防士にしたら、「あー」というリアクション。
「訓練で失敗して、それを次の訓練に活かせればいいと思うから、今回はいいんじゃない?」とのこと。
確かに訓練でしたので、実際に有事が起きた際にこのようなことがないように再度検討を行う必要があると感じました。
ピースの建物はスプリンクラーの設置がされているので、火災に対してはかなり強い建物になっています。(スプリンクラーの設置があるために新築した感じです。。。)
消防法の(6)項ロに該当する福祉施設ですので、スプリンクラーの設置が必須となります。
スプリンクラーの設置が必要ということは、火災が起きた際に自力での避難が困難な利用者いるということが前提となっているとのことです。
(確かに、初回の訓練では2名ほど避難できませんでした。)
設備に頼るだけではなく、日頃から防災意識を持ちながら訓練を行えたらと思います。